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国家独唱と大盛況バースデーライブと

by 綾戸智恵

バースデーライブ、無事終わりました。9月7日にソロで愛知、久しぶりの武豊!(競馬とちゃうよ!ライブです。“たけとよ”と読みます)。次の日は三重のドジハウス。天然のママがいっぱいのお客さんと共に迎えてくれました。東京へ戻って9月12日に東京ドームでのプロ野球のオープニングで国家独唱。球場で歌うのは実に気持ち良い。精一杯歌った。北海道日本ハムと東北楽天の試合だった。次の日、日本ハムの清宮幸太郎選手筋トレ仲間に“昨日国歌斉唱したおばさんが凄かった”と言ったらしい。清宮選手は二十歳!若い方からの言葉は実に嬉しいなぁ。頑張らなと思った。

そして翌13日はオルガンの宮川純、ドラムの山田玲とトリオでバースデーライブ再開の浜松。ジャズ・バーのハァーミット・ドルフィン、お店ではお客様が入りきれなくてワンフロアー上の3階ホールでライブ。満員御礼!オルガンを3階まで階段で運んでもらい鈴木楽器製作所さん(ハモンドオルガンを作っている会社なんやて)とお店に感謝!その甲斐もあって大盛況やった。翌日は名古屋ラブリー。ここはアフロ珈琲のイサも一緒!浜松から名古屋まではアフロの運転するクルマで移動、着いたら純(名古屋地元や)のオススメさわやかハンバーグ食べて準備完了。ラブリーでの恒例バースデーライブはピアノに座ると後頭部にお客さんの息を感じるほどの満員、おめでとうの嵐、最高です。バンドをいじるのが趣味な私、玲くんをいじらないなんてあり得へん!「ドヤ、やっぱりドラム・ソロはシャバがやりええやろ」冗談に聞こえへんあの感じがええ。玲もしっかり返してくる。ナイスコンビネーション。そして純ちゃんのお母さんが来てる。いじれる。まんざらでもないお母さん、さすがや。それぞれのソロもココと感じれるようになって来た。これがツアーのええとこや!3人の意思が通い出した音楽が鳴っていることを客席の反応からも感じることができる。ライブの良さか。マスターから「毎回広がるねー」嬉しい言葉。コーヒーも完売や。たくさん買っていただきうれしーです。明日は初めての神戸メリケン波止場ライブや!

「ちえさーん」新神戸駅にはマスターが迎えに来てくれた。「店入る前にあのラーメン行きたいねん、途中下ろして」と。大好きな「丸萬」。2人の若者はただただ美味いと言った。ここからすでにライブの前奏は始まる。普段スタンディングでのロックが多い会場。でも2曲も行けばもうこっちはいらっしゃーい!ステージはさすがに高すぎだが”来年はこんなふうに工夫します”とマスターからの言葉。1回目がありの2回目につながる。お客さんは皆大喜び!珈琲DO JAZZヨイショ!のCDもたくさん買っていただいて移動の荷物が心配なほど軽くなってる。

サァ、大阪や。バースデーライブのきっかけとなったロイヤルホースに行く。在来線で大阪へ。大阪出身なのにちょい迷った。「すんません梅田て大阪駅やった?」隣のお兄さんがハイとそっけなく答えた。そのくらいアホな質問をしたんやろうな、私は。ところが私をジロジロ横目に「どこに行くんんですか?」。私が「梅田・泉の広場」と言うと「えっ、もうありませんよ、でもここからこーいってあー行って・・・」ととても親切に教えてくれた。梅田で天ぷらを食べてホースに着いた。1st2nd共に入れ替えで満席や。嬉しい。「チーボーおめでとう!」実に嬉しい。4日目でトリオはもう家族のようや。そうくるか、じゃーこういくで、ステージごきげん。でももっとごきげんなんは客席や。相乗効果でドリンク、フードが出る出る。昨日までのいろいろを積み上げての今日、これを私は待っていた。もうお互いの間隔が実に程よいというか、見えるというか、人間技の凄さがある。純ちゃんが好きな“Come Rain or Come Shine”。オルガンの音色がメロディとリズムを湧き立たせる。歌詞を歌いすぎずに歌えるのはオルガンだからやないかなぁ。そして”What a Difference a DayMade”ではチーーーーというオルガンのピアノとは違う引きずった音がなんとも言えない切なさを出す。イイね。でもピアノの方がと思う曲もある。最後は好みなんやけど私は楽器を聞きながらその特徴にあわせて歌うタイプなんやと強く思う。ステージは一見、綾戸智恵が座長みたいやけど純ちゃんと玲くんが大きく私の歌を連れ回している。それはドラムからのフィルインで特に思う。ドラマーというとちと古い言葉らしいけど(おいらはドラマーby石原裕次郎の歌より)、彼には久々にそれを感じる。音階楽器やないんやけど口から出る話よりスティックから出る話が実に伝わる。あれはドラム担当やなくドラマーや。ライブ中突然「今日は”It's Don't Mean aThing”の一番おいしいドァ、ドァ、というとこ、玲くんにプレゼントしまっせ、出所祝いや!」とまたいじってしまった。その時の玲くんのスイングはよっしゃ感ハンパなかった。結果はすぐに出る。ライブ後は彼のCDがたくさん売れた。そして2ndには純ちゃんのお父さんが来てた。私と一番目が合ってしまう餌食の席にいた。「息子頑張ってまっせ」と私にいじられた時の嬉しそうなあの目が忘れられへん!純ちゃんのソロでお客さんがお父さんに向いて拍手や。最後の方で「ほなこの辺でピアノ行っとこか!」間髪入れずにイントロが出るやいなやで「I'mwalkin'!」。これで入れるメンバー、私は何歌うか分かってるけどメンバーは知らされてない、なのにスコーンとGet in to、同じリズムで始められる。これがエンタテーメントだよねー。音学でなく、音楽出来てる。素晴らしい2人に感謝!そしてそんなライブに導いたお店とお客さんに感謝です。これで安心して63才を迎えられます。みなさんとすごせた時間が大変嬉しかったです。純ちゃん、玲くんと5日間も寝る食うと共にできたのは音楽にも意味あったと思う。私は基本オカンなのでメンバーがちゃんと食べたか、眠れたかなどが気にかかるタイプ。

最後の日、バーでギャラを現金で山分けしてるとカウンター中のお兄さんが「あいつら何もんや」という感じやった。親分からの分け前ってとこかなぁ。「若い衆、まぁとっといて!」と渡したら「ありがとうございます」と言ってくれたけどこちらこそや。この歳でまたこんなふうに歌えると思わせてくれたし、あの2人がいてできたサウンド。嬉しかった。このユニットでまた音楽という気持ちが込み上げてくる。常に私からでなくいろんなメンバーとのライブでのハプニングがネクストを作るなぁ。そしたらなんと、このトリオで2020年1月に大阪(1/25 ビルボード大阪)と名古屋(1/26名古屋ブルーノート)でのライブが決定した。リハーサル十分で(常々今日は明日のためのリハーサルや)どんな進化をお聞かせできるか!?是非体感してください。お待ちしておりますー。

P.S.後にあの大阪で道教えてくれたお兄さんが私が電車で梅田のことを聞いたとツイートしたことを知りワロた。「泉の広場に何しに行ったんだろう?」と書いてたらしい。ライブだよ!ライブに行ったんだよ!泉の広場から上がっていくロイヤルホースにいったんだよ!ありがとう迷わずに行けました。

大阪ロイヤルホースにて。純のお父さんとオバトモと。

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